紅葉のシーズンが終わり、暦が師走に突入すると、
日に日に遅くなる日の出の時間に伴うように、
県道ですれ違うドライブの車の数も少なくなり、
札掛森の家への来館者も減ってきます。
先日の土曜日には札掛でも雪が積もり、
日に日に遅くなる日の出の時間に伴うように、
県道ですれ違うドライブの車の数も少なくなり、
札掛森の家への来館者も減ってきます。
先日の土曜日には札掛でも雪が積もり、
日曜日は道路が凍結し、チェーン規制もかかったので、
今日は来館者が少なそうだと思いながら、
朝の開館作業を進めていました。
一通り開館作業が終わり、事務所で一息ついていると、
何やら玄関ホールのほうから、
「バタバタバタ!」
という音が聞こえてくるのです。
急いで現場に行ってみると・・・
「ちょこん」
と小さな来館者が待っていました。
私が行くとすぐさま傘立ての裏に身を隠します。
この茶色い地味な鳥は「ミソサザイ」という鳥です。
何かの拍子で誤って館内に入ってきてしまったのでしょう。
それにしてもこのミソサザイ、ものすごく飛行が上手です。
玄関ホールの狭い空間でガラスに激突することなく
障害物の間を縫うように飛び回っています。
小さな来館者はしばらく館内を
様々な角度から見学すると、
どこか満足げな色を顔に浮かべ、
正門から飛び立って行きました。
またのご来館をお待ちしております。
(きむら)