2021年6月26日土曜日

風船?!

 おもしろい形の実を見つけました。

大きさは3㎝くらい。


ミツバウツギの実です。


触るとぷにぷにしていて、

中にしっかり空気が入っています。

まるで風船みたい。


秋に茶色く熟すと、

中からつやっつやの黄色い種が出てきます。


風船みたいに空気が入っているのは、

衝撃から種を守るためでしょうか?


そもそもどうして

このような形になったのか?


生物の世界って本当におもしろいですね!

2021年6月19日土曜日

聞きなし

 今朝、森の家の前にあるカエデの木に

イカルがやってきました。

やまぶき色の太いくちばしが

とてもよく目立ちます。

ゆったりとさえずる澄んだ声が

森の中によく響いていました。


イカルの聞きなし

(鳴き声を人の言葉に置き換えて表したもの)

はたくさんあって、

”お菊二十四”

”赤べこ着い”

”蓑笠着い”

”月日星”

'これ食べてもいい?”

”比志利古木利(ひしりこきり)”

などなど。

地方によってもいろいろあるようなので、

昔から人々に親しまれてきた鳥

なのかもしれませんね。

2021年6月17日木曜日

ツガの新緑

 ツガの新しい葉が伸びてきました。



小さな冬芽の中に

こんなにたくさんの葉が

しまわれていたのですね!

ツガは、札掛で、モミと共に

よく見かける針葉樹のひとつです。

2021年6月9日水曜日

テングチョウの大集団

 今朝、森の家へ着くと、

びっくりするくらいたくさんの

テングチョウが飛び交っていました。

玄関を開けるとどっと入り込み、

エントランスホールの窓にとまりました。


人が通ると一斉にばたばたと飛び交うので、

玄関に向かう度、ちょっとどきどきします。



顔の先に天狗の鼻のような突起物をもっていることから

テングチョウと名付けられたそうです。

ちょうど今くらいの時期に羽化し、

大発生することもあるそうです。

これだけたくさんのテングチョウが

どこで羽化したのでしょう?

幼虫はエノキを食べて育つそうですが、

丸坊主になっていないか・・・

ちょっと心配です。

2021年6月5日土曜日

小さな生きものたち

 今日は森の家の玄関から小さなお客さまが・・・


オオゾウムシです。

ゾウムシの仲間では、からだの大きさが日本最大級!

ゾウムシと言うだけあって、鼻がとても長い!

ごつごつしたからだに似合わず、

とっても愛嬌のある顔をしています。


そしてもう一つ珍しいお客さまです。


オオケマイマイ

殻に毛の生えたカタツムリの仲間です。

昨日の大雨のおかげでしょうか、

元気いっぱい前進していました!

2021年6月2日水曜日

白い花々

 やわらかな新緑だった葉は、

緑の勢いがぐんぐん増して、

あっという間に濃く厚くなりました。

そんな森の中では清楚な白い花がたくさん咲いています。

ウツギ

エゴノキ

ノイバラ

オオバアサガラ

バイカウツギ