2024年10月2日水曜日

フサザクラの実

10月だというのに暑い札掛です。

それでも、秋は少しずつやってきているようです。




沢沿いでよく見かける

フサザクラの実が黄色く熟してきました。

一つ一つの実をよく見ると

種の周りについた翼の形がミトン手袋みたい。

丸ではないところがとても不思議です。

空気抵抗の問題?でしょうか?!


葉の付け根には

来年の春に開くつやつやの芽が

すでにしっかりと準備されています。


2024年8月27日火曜日

いい笑顔

 急にザーッと雨が強く降ったり、

かと思えば陽がさしたり、

不安定なお天気の札掛です。


オオバアサガラの実に面白い虫を見つけました。


アカスジキンカメムシの5齢幼虫です。

お相撲さんが「二カーッ」って笑っているように見えるので、

見つけるとこちらも思わず笑顔になってしまいます。

触角のブルーもとてもきれい!


あともう一度脱皮すると成虫になります。

成虫は、金属光沢のある金緑色に赤い帯状の模様が入った

「歩く宝石」と呼ばれる美しいカメムシです。



2024年6月12日水曜日

魅力いろいろなシラキ

 札掛で、時々見かけるシラキという樹木。

今、ひっそりと花を咲かせています。


ブラシのように伸びているのが雄花、

雄花の根元にある錨のような形をしたのが雌花。

雄花も雌花も花びらをもたないので、

あまり目立ちませんが、

小さな虫が次々と訪れていました。

シラキは、公園などによく植えられている

ナンキンハゼの仲間で、

紅葉がとても美しいことで知られています。

が、他にも、

油分を多く含む果実が面白い形をしていたり、

葉や枝を傷つけると白い液が出てきたり、

冬芽がとんがり帽子をかぶった妖精の顔のように見えたりなど、

いろいろな魅力たっぷりの木です。


2024年2月24日土曜日

再び雪景色

雪に覆われた木々がとてもきれいな朝です。 


ヤビツ峠から札掛に来る間に

ウソの小さな群れをいくつか見かけました。

喉の赤い色が白い雪景色にとても映えますね。

コロンとしたまん丸い体形がほんわり温かそうで、

なんだか手に乗せてみたくなりました。


札掛周辺は道路に雪はありませんが、

ヤビツ峠周辺はぱりぱりに凍った雪が

道路に張り付いていました。

通行の際はご注意ください。


2024年2月14日水曜日

雪どけ

今朝は氷点下でしたが、

気温が急上昇して、とても暖かい風が吹いています。

陽ざしも明るく、

雪や氷がぐんぐんとけています。


森の家の屋根の雪もほぼなくなりました。


水辺ではヤマアカガエルが

”クククククク”と盛んに鳴いています。

さらに、”ツピーツピーツピー”と

シジュウカラのさえずりが聞こえてくると、

陽ざしの明るさも相まって、

「春が来た!」となんだかわくわくしてきます。


暖かくなるのはうれしいのですが、

スギの木が…

もういつでも花粉を大量に飛ばしますよ

っていうほど赤茶色になっています…

花粉症のひとにとってはつらい季節になりますね。

花粉対策をしっかりして、

春を探しに山へお出かけください。