札掛で、時々見かけるシラキという樹木。
今、ひっそりと花を咲かせています。
ブラシのように伸びているのが雄花、
雄花の根元にある錨のような形をしたのが雌花。
雄花も雌花も花びらをもたないので、
あまり目立ちませんが、
小さな虫が次々と訪れていました。
シラキは、公園などによく植えられている
ナンキンハゼの仲間で、
紅葉がとても美しいことで知られています。
が、他にも、
油分を多く含む果実が面白い形をしていたり、
葉や枝を傷つけると白い液が出てきたり、
冬芽がとんがり帽子をかぶった妖精の顔のように見えたりなど、
いろいろな魅力たっぷりの木です。