2021年5月8日土曜日

芽生え

モミ林の中で、木の芽生えが

あちこちに顔を出しはじめました。



イロハモミジの芽生え

親木の葉っぱより細長いけれど、

カエデの顔をしています。



ヒイラギの芽生え

クリスマスに飾るセイヨウヒイラギではなく、

節分に枝を玄関に飾って邪気を払う日本のヒイラギです。

若いうちは葉っぱにトゲがありますが、

老木になるとトゲがなくなるそうです。

不思議。



モミの芽生え

まだ種をかぶっています。

ここから大木になるまでに

どれくらいの時間がかかるのでしょうか・・・
 

2021年5月5日水曜日

不思議な植物

 札掛の森を歩いて不思議な植物を見つけました。


『ギンリョウソウ』

全体が白く、緑の葉をもたない菌従属栄養植物です。

(根に共生する菌類から栄養を吸収する植物)

漢字で『銀竜草』と書き、

下向きにつく花とレースのようなうろこ状の葉に包まれた姿を

銀色の竜に見立てて付けられたそうです。

薄暗い林の中に生えるその様子から

『ユウレイタケ』の別名もあります。



2021年5月1日土曜日

葉っぱのゆりかご

 木々が芽吹き、日々、

その葉を大きく、緑を濃くさせています。

もうそろそろかなぁと歩いていると

やっぱりありました!

オトシブミのゆりかご!



1㎝にも満たない小さな虫が作ったとは思えないほど

しっかりと巻いてあります。

中には卵が産み付けられています。

卵からかえった幼虫はゆりかごを食べて、

蛹になり、成虫になると穴を開けて出てきます。

オトシブミにはいろいろな種類がいて、

ゆりかごを作る葉っぱや作り方も様々です。

作っているところを見てみたいですね。