本日、養魚場にて採卵作業を行いました。
毎年、木の葉が色づく季節になると♀のお腹がだんだん膨らんできます。
毎年、木の葉が色づく季節になると♀のお腹がだんだん膨らんできます。
そしてその♀を♂が追いかけ始めたら、いよいよ採卵の時期です。
丹沢ホームの養魚場ではイワナ・ヤマメ・ニジマス
丹沢ホームの養魚場ではイワナ・ヤマメ・ニジマス
今年は3種類の魚の卵を搾りました。(写真はニジマス)
♀のお腹を指でさすって卵を搾ります。
お腹がぱんぱんの♀は優しく触れるだけで勢いよく卵が飛び出します。
採卵作業は3人で進めていきます。
まず一人が暴れる親魚を押さえ込み、
一人が卵を搾り、
そしてもう一人がタオルで水滴を拭います。
水滴を拭うのは、受精前の卵に水がかかってしまうと、
受精率が極端に下がってしまうからです。
野生では水の中で産卵するのに不思議ですね・・・・。
搾りたての卵です。
個体によって卵の色合いも全然違います。
採卵作業は3人で進めていきます。
まず一人が暴れる親魚を押さえ込み、
一人が卵を搾り、
そしてもう一人がタオルで水滴を拭います。
水滴を拭うのは、受精前の卵に水がかかってしまうと、
受精率が極端に下がってしまうからです。
野生では水の中で産卵するのに不思議ですね・・・・。
搾りたての卵です。
個体によって卵の色合いも全然違います。
そして今度は搾った卵に♂の精子をかけていきます。
こうして受精した卵は太陽の光が当らない暗箱に移され、
静かに孵化の時を待つのです。
しかしこの採卵作業をしてから孵化して泳ぎ出すまで、
魚種によっても違いますが3ヶ月程かかります。
さらに泳ぎだしてから食べたり放流するサイズになるまで3年もかかります。
(↑丹沢ホームでは一切の薬剤や添加物を使わないので)
美味しい綺麗な魚を作るのは本当に大変な事ですね。
静かに孵化の時を待つのです。
しかしこの採卵作業をしてから孵化して泳ぎ出すまで、
魚種によっても違いますが3ヶ月程かかります。
さらに泳ぎだしてから食べたり放流するサイズになるまで3年もかかります。
(↑丹沢ホームでは一切の薬剤や添加物を使わないので)
美味しい綺麗な魚を作るのは本当に大変な事ですね。
(きむら)