今月7日の深夜・・・
この日、札掛は大雨で養魚場の魚を守るために
私と木村の2人は養魚場の小屋にいました。
養魚場の掃除が終わって小屋に戻ると玄関で
いままで見たこともない小型のヘビを発見!
このヘビが何者なのか知りたかった私たちは
捕獲して調べてみたいと思い捕獲を決意しました。
ヘビは玄関のすのこの下でおとなしくしていたので
捕獲は容易だろうと考えましたが、
相手は正体不明のヘビ、毒がないとは限りません。
本州にはマムシとヤマカガシ以外に毒を持つヘビがいないのは
知っていましたが、万が一を考え慎重に捕獲を試みました。
私がケースを持ち、木村がタオルを持って・・・いざ捕獲!
あれ?
暴れられることもなくあっさり捕獲できてしまいました(笑)
こちらが問題のヘビです。
体長は65cmくらい。体はオレンジに黒の模様が入っています。
最初はヤマカガシの幼蛇の色素変異か
まさかのコーンスネークかと思いましたが
明らかに違う・・・。
このヘビはいったい何者なんだ?
そこで小屋にあった図鑑で調べてみたところ
、
模様の柄から『シロマダラ』というヘビではないかという結論に至りました。
体はオレンジなのに「シロ」マダラ?
う~ん・・・。
あとで調べてわかったことですが、
幼体の時は白が鮮やかで成長に伴いオレンジ色に変わっていくみたいです。
シロマダラはシマヘビやアオダイショウに比べて動きは遅く、
比較的おとなしいヘビで主にトカゲや小型のヘビなどの
爬虫類を食べているようです。
小型で夜行性のためなかなか見つからず幻のヘビと呼ばれています。
それにしても、
こんな珍しい生き物が住んでいる札掛は本当に素晴しい場所なんだなぁ、と
改めて感じた私でした。
(爬虫類大好きたかせ)