札掛ではヒイラギの小さな白い花が満開です。
写真は雌花。
来年の初夏に青紫色の実が熟します。
葉っぱがトゲトゲで、
クリスマスに飾られる
赤い実のセイヨウヒイラギと
よく似ていますが、全く違う種です。
セイヨウヒイラギには悪霊をはらう
などの言い伝えがあり、
クリスマスの期間に悪霊が悪さをしないようにと
リースとして飾られるようになったそうです。
日本のヒイラギも刺が邪気をはらうと信じられ、
節分の時にイワシの頭を刺した小枝を
戸口に飾る風習が今もあります。
ヒイラギとセイヨウヒイラギは
全く違う種ですが、
どちらも葉のふちに鋭い刺があり、
悪霊や邪気をはらうと信じられている
という同じような特徴があるのが
とても興味深いです。