ヒナコウモリが来館した翌日、
やはり16:45ごろ、閉館準備のためホールに向かいました。
昨日の場所を見るとヒナコウモリはもういません。
どうやら自力でねぐらに戻れたようです。
私はホッとして残りのカーテンを閉めておりました。
すると・・・「バタバタバタッ!!!」(嫌な予感)
何やらホールの端のほうで何かの羽音が聞こえてきたのです。
そうして恐る恐る音のするほうを見ると・・・
やはり16:45ごろ、閉館準備のためホールに向かいました。
昨日の場所を見るとヒナコウモリはもういません。
どうやら自力でねぐらに戻れたようです。
私はホッとして残りのカーテンを閉めておりました。
すると・・・「バタバタバタッ!!!」(嫌な予感)
何やらホールの端のほうで何かの羽音が聞こえてきたのです。
そうして恐る恐る音のするほうを見ると・・・
(はっ!!!)
何と展示物のネムノキの上に
シジュウカラが凛と佇んでいたのです。
少し近づくと天井に向かって飛んでいってしまいました。
非常に面倒なことになりました。
なぜなら前回のミソサザイの時とは違い
今回シジュウカラには面積×高さ共に広大なフィールドが用意され
人間の私がいくら汗を流して息を切らしても、
ひょいと上の空間に逃げられでもしたら
手も足もでないからです。
そのように考えた私は闇雲に追いかけることをせず、
まずホールの窓という窓を全開にしました。
シジュウカラの自首を促すという(浅い)魂胆です。
そうして私は事務所に退却してしばらく待機しました。
10分ほど時間を置き、ホールに向かうと・・・
シジュウカラの姿は見当たりません。
心の中でガッツポーズをしつつ窓を閉め事務所に駆けて戻りま・・・
「チュン」
「え?」
(!!!!!)
なんということでしょう。
あろうことかシジュウカラが今度は宿泊室の手すりに佇んでいたのです。
この後、木村とシジュウカラの鬼ごっこは異様な盛り上がりを見せ・・・
(長くなるので画像でお楽しみください)
シジュウカラの顔に疲れの色が見えた18:00。
遂に逮捕の瞬間を迎えたのです。
事情聴取して釈放すると元気に冬枯れの森に消えていきました。
(きむら)