10月17日に「札掛ナイトウォーク」を実施しました!
この日は直前に雨が降ってしまい、
申し込まれた方の多くにはキャンセルしていただいてました。
しかし開始時刻には雨がやみ、星空が見えていたので、
札掛森の家に泊まっていた家族3人を対象に実施することにしました。
今回は雨の後で寒かったこともあり、
歩きながら明かりも使って動物を探していきました。
「このあたりにいるかな?」
と、遠くの草地に明かりを当ててみると…
動物の目がキラリ☆
ニホンジカがいました!
夜なので、目が光ったり、おしりの白い毛が目立ったりすることで
ようやく発見できる程度の遠い場所でしたが、双眼鏡を使って
のんびりと草を食べている姿をじっくり見ることができました。
動物の普段の行動を見るためには、
本来このぐらいの距離が必要なのでしょうね。
例えばアメリカの国立公園では、動物を見つけても、
トナカイ(シカの仲間)は25m、クマは400m、
オオカミの巣穴からは1600m以上離れることが義務付けられています。
これは、人間側の安全ももちろんですが、
動物たちへストレスを与えないことに重きを置いて決めているそうです。
ナイトウォークの途中、
「ピィ~ッョ!」
と大きな声がすぐ近くで聞こえてびっくりする場面もありました。
10mほどの距離にニホンジカがいたようです。
私たちが気がつく前に警戒の声を出したそのシカは、
明かりを向けるとすぐに逃げて行きました。
「近くでシカが見れてよかった!」
という感想を聞くと、「近い距離にいてよかったなぁ。」とも思います。
けれど、近くにいる動物はじっくり観察する前に逃げてしまいます。
「お互いが緊張しなくて済む距離」を心に留めておくことが
動物の自然な姿を観察するコツなのかもしれないですね。
(はらしま)
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この行事は原則毎月第2土曜日に実施しております。
次回は 11月7日(土)です。
※変則的な日程になっております。ご注意ください。
ご希望の方は他の日程でも開催いたします。
森林ボランティアをされた方は、施設の宿泊利用もできます。
詳しくは札掛森の家までお問い合わせください。
Tel : 0463-75-4896 Fax : 0463-75-4897
他にもいろいろな自然体験を行っております!詳しくは下記リンクへ!
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