「雪虫」って知ってますか?
地域によって呼び方が違いますが
(私の地元・東京西部では「ユキンコ」と呼んでいました。)
地域によって呼び方が違いますが
(私の地元・東京西部では「ユキンコ」と呼んでいました。)
冬が近くなるとふわふわと飛んでいるあの白い虫のことです。
北海道ではこれが飛んだ1ヶ月以内に初雪が降るといいます。
丹沢ではさすがにまだ雪は降りませんが、
季節が冬に近づいていることが感じられます。
さて、そんな雪虫を、近くでじっくり見たことはありますでしょうか?
じっくり観察してみるとなかなか不思議な見た目をしています。
どんな姿かというと…
北海道ではこれが飛んだ1ヶ月以内に初雪が降るといいます。
丹沢ではさすがにまだ雪は降りませんが、
季節が冬に近づいていることが感じられます。
さて、そんな雪虫を、近くでじっくり見たことはありますでしょうか?
じっくり観察してみるとなかなか不思議な見た目をしています。
どんな姿かというと…
こんな姿です!
指と比較すると大きさがわかりますね。とっても小さい!
これはアブラムシの仲間で、
綿のような蝋(ロウ)物質を身体につけているため、
雪が舞っているように見えるんですね。
この白いロウをもったアブラムシは、本当は何種類もいるのですが、
みんなまとめて「雪虫」と呼んでいるみたいです(^^)
北海道ではトドマツやヤチダモの木に寄生する
「トドノネオオワタムシ」がメジャーのようですが、
以前札掛見た、ヌルデの木の虫こぶから出てきたアブラムシも
そっくりの姿をしていたので、
いま札掛で飛んでいる雪虫はこのヌルデの虫こぶから出てきた
「ヌルデシロアブラムシ」なのかもしれませんね。
ヌルデの葉にできる虫こぶ「ヌルデミミフシ」
ここから大量のヌルデシロアブラムシが出てきます
雪虫を見かけたらぜひじっくり観察してみてください。
なかなかかわいらしい姿が見られますよ!
※ やさし~く捕まえないとすぐに弱って死んでしいます。ご注意くださいね。
(はらしま)