今月21日は春のように暖かな日でした。
この日、事務所の天井裏がなにやらガタガタとうるさかったので、
「何かが春と勘違いしているのかなぁ…」
と心配していました。
そして閉館後、いつものようにカーテンを閉めようとしたら…
!!!
やっぱり出てきていました!
森の家で毎年越冬しているヒナコウモリです。
いつの間にか屋根裏から事務所のカーテンまで下りてきていました。
コウモリ、というと「なんとなく怖い」という人がいますが、
このコウモリはいかがでしょうか?
私はこのつぶらな目にメロメロです!!
身体も小さくて、とてもかわいらしいです(>_<)
ただし!
かわいさのあまり、素手で触ったりしないように!
野生動物はいろいろな病気を持っている可能性があります!
外国では狂犬病やSARSのような
死にいたる病気を持つコウモリも確認されています。
森の家では、越冬しているコウモリが何かしらの理由で
部屋に落ちていたり、カーテンにつかまっていることがあります。
移動してあげようと善意で思っていても、
コウモリに何気なく「カプッ」と噛まれたら大変です。
野生動物を触る場合は必ず手袋をしましょう。
ちなみに、このコウモリはちゃんと捕まえて、
軍手につかまらせたまま外にぶら下げておきました。
この日は夜でも暖かかったので、自力でねぐらへ帰ったようです。
この施設では毎年数回はコウモリを拾います。
コウモリを拾ってみたい人はぜひ札掛森の家へ来てみてくださいね(笑)
(はらしま)