2025年12月13日土曜日

冬芽

樹木は 秋に葉を落とす前に

すでに来年の準備を終えています。

春が来たら開く花や葉を

冬芽の中にぎゅっと包んで

寒い冬を乗り越えます。


写真は「ツノハシバミ」の

雌花や葉の冬芽です。

とてもきれいな紅色が目をひきます。

一見、木々が葉を落とした森は、

茶色一色に見えますが、

よくよく観察してみると、

とてもきれいな色に

出合うことができます。


2025年10月7日火曜日

ホトトギス

 道端にホトトギスが咲いているのを見つけました。


花の中央には、

先端に楕円形の葯をつけた雄しべが6本、

腺毛状の突起をたくさんつけた雌しべが3本。

どちらもとてもめずらしい形をしています。


そして、雄しべにも雌しべにも、

花被片(花びらとがく)にも、

赤紫色の斑点がたくさんついています。

見れば見るほど、

名前の由来になった

ホトトギスの胸の模様に見えてきませんか?!


2025年7月29日火曜日

リョウブの涼やかな花

 今、ヤビツ峠周辺の県道70号線沿いで

リョウブの花を見ることができます。


枝先に

小さくて真っ白な花がたくさん集まった

ブラシのような花を咲かせています。


小さな花には花弁が5個あり、

梅の花に似ています。

花には香りもあり

多くの昆虫たちが訪れます。


花が少ない暑い時期に咲く

さわやかな白い花に

涼を感じます。


2025年4月23日水曜日

シロヤシオ

 あっという間に芽吹きの季節になりました。

今日は雨降りの札掛ですが、

雨にぬれた新緑もとても美しいです。


シロヤシオの花が開きはじめました。

去年よりも花芽が多いようです。


雨のしずくをまとったシロヤシオとサクラの花びら。

4月のはじめがとても寒かったせいか、

一気に春が押し寄せています。


12月初旬より通行止めだった県道70号線は、

4月25日(金)14時より全線通行可能になります。


2025年3月22日土曜日

開花

 今日は気温が上がり、日差しが明るく、

札掛も一気に春めいてきました。


早春の花の代表選手「フサザクラ」

のつぼみがほころんでいるのを見つけました。


冬の間、花芽をしっかりと包んでいた、

つやつやの芽鱗が、強い風に次々と飛ばされ、

赤い花(雄しべ)が少しずつ顔を出しはじめています。

これから次々といろいろな花が咲いて、

にぎやかな春がやってきそうな予感。


札掛周辺では、先日降った雪はほとんど見られませんが、

標高の高い北向きの斜面は、まだかなり雪深いようです。

登山にお出かけの際は十分ご注意ください。




2024年10月2日水曜日

フサザクラの実

10月だというのに暑い札掛です。

それでも、秋は少しずつやってきているようです。




沢沿いでよく見かける

フサザクラの実が黄色く熟してきました。

一つ一つの実をよく見ると

種の周りについた翼の形がミトン手袋みたい。

丸ではないところがとても不思議です。

空気抵抗の問題?でしょうか?!


葉の付け根には

来年の春に開くつやつやの芽が

すでにしっかりと準備されています。


2024年8月27日火曜日

いい笑顔

 急にザーッと雨が強く降ったり、

かと思えば陽がさしたり、

不安定なお天気の札掛です。


オオバアサガラの実に面白い虫を見つけました。


アカスジキンカメムシの5齢幼虫です。

お相撲さんが「二カーッ」って笑っているように見えるので、

見つけるとこちらも思わず笑顔になってしまいます。

触角のブルーもとてもきれい!


あともう一度脱皮すると成虫になります。

成虫は、金属光沢のある金緑色に赤い帯状の模様が入った

「歩く宝石」と呼ばれる美しいカメムシです。



2024年6月12日水曜日

魅力いろいろなシラキ

 札掛で、時々見かけるシラキという樹木。

今、ひっそりと花を咲かせています。


ブラシのように伸びているのが雄花、

雄花の根元にある錨のような形をしたのが雌花。

雄花も雌花も花びらをもたないので、

あまり目立ちませんが、

小さな虫が次々と訪れていました。

シラキは、公園などによく植えられている

ナンキンハゼの仲間で、

紅葉がとても美しいことで知られています。

が、他にも、

油分を多く含む果実が面白い形をしていたり、

葉や枝を傷つけると白い液が出てきたり、

冬芽がとんがり帽子をかぶった妖精の顔のように見えたりなど、

いろいろな魅力たっぷりの木です。


2024年2月24日土曜日

再び雪景色

雪に覆われた木々がとてもきれいな朝です。 


ヤビツ峠から札掛に来る間に

ウソの小さな群れをいくつか見かけました。

喉の赤い色が白い雪景色にとても映えますね。

コロンとしたまん丸い体形がほんわり温かそうで、

なんだか手に乗せてみたくなりました。


札掛周辺は道路に雪はありませんが、

ヤビツ峠周辺はぱりぱりに凍った雪が

道路に張り付いていました。

通行の際はご注意ください。


2024年2月14日水曜日

雪どけ

今朝は氷点下でしたが、

気温が急上昇して、とても暖かい風が吹いています。

陽ざしも明るく、

雪や氷がぐんぐんとけています。


森の家の屋根の雪もほぼなくなりました。


水辺ではヤマアカガエルが

”クククククク”と盛んに鳴いています。

さらに、”ツピーツピーツピー”と

シジュウカラのさえずりが聞こえてくると、

陽ざしの明るさも相まって、

「春が来た!」となんだかわくわくしてきます。


暖かくなるのはうれしいのですが、

スギの木が…

もういつでも花粉を大量に飛ばしますよ

っていうほど赤茶色になっています…

花粉症のひとにとってはつらい季節になりますね。

花粉対策をしっかりして、

春を探しに山へお出かけください。


2024年2月11日日曜日

雪の中にも春が

 暖かい陽ざしをあびて、

先日降った雪が少しずつとけていますが、

森の家の周辺にはまだ雪が残っています。


吊り橋の上もまだ雪で覆われています。


そんな冷たい空気の中にも春の兆しが…


雪景色の中にミツマタが咲いているのを見つけました。

明日からぐんぐん気温が高くなっていくようですね。

一気に雪がとけて春がやってくるのでしょうか…



2024年2月4日日曜日

橙一点

今朝の気温は-2℃。

日中の気温も0℃と寒い一日です。


 朝、雪が降り、一度雪景色になりましたが、

午前10時前には雨になり

雪はほとんどとけてしまいました。


雨が止むと、

森の家の前にシジュウカラの群れがやってきて、

落ち葉の下をカサコソとごちそう探しに夢中になっていました。

その中に一羽だけ、

胸のオレンジ色がとても美しい

アトリのメスがまぎれ込んでいました。

シジュウカラたちと一緒に食べ物を探し、

またシジュウカラたちと一緒にどこかへ飛んで行きました。

群れの所属を間違えたのでしょうか?

それともあえて?

なんだかスイミーみたいでした。


2023年12月12日火曜日

ヤマブキ色

 いよいよ紅葉も終わり間近。

きれいに色づく葉がまだほんの少し残っています。


ヤマブキの黄葉。

初夏に咲く花のような黄色に色づいています。


雨に濡れたヤマブキの落ち葉は黄色がとっても鮮やか。

今年の夏はとても暑かったせいか、

木々の葉が茶色く焼けてしまい

きれいに紅葉した木があまり多くなかったようです。

そんな中、ヤマブキは秋の終わりに

紅葉を楽しませてくれる木の一つになっています。


2023年5月21日日曜日

花?それとも実?それとも・・・

これはなんでしょう?




丹沢のブナの森でブナの枝先にくっついているのを見つけました。

とてもきれいなピンク色のもふもふの毛におおわれていて、

かわいいフェルト玉のようです。

ブナの花?

ブナの実?

いえいえ

ブナの葉にできた虫こぶ『ブナハアカゲタマフシ』です。

タマバエの一種がつくった虫こぶです。

中には楕円形の幼虫室があって、

幼虫が一匹入っています。

秋に羽化した成虫がブナの冬芽に産卵し、

ブナが芽吹く頃に虫こぶが急速に大きく成長して、

短い期間で地面に落下します。

そのため、ブナの葉が開く頃にしか見られない虫こぶです。


2023年5月1日月曜日

ミツバウツギ

 今年の春は駆け足で過ぎていき、

あっという間に初夏のような

雰囲気になってきました。


はやくもミツバウツギの花が咲いています。

ほんのりと香りのある白い花もきれいですが、

花びらが開く直前の真っ白な蕾も美しいです。




2023年4月18日火曜日

アケビの紫

今年の春は駆け足でやってきて

あっという間に通り過ぎようとしています。

植物の開花や芽吹きが

いつもよりずいぶんはやいようです。


アケビの雄花が咲いていました。


うすいピンク~紫

とてもやさしいきれいな色です。 

雄しべの紫色が実の皮と

同じような色をしていますね。

そういえば、

芽吹いたばかりの葉も紫がかっているので、

アケビは体内に

紫色の色素をたくさんもっているのかな?!

と思ったのですが、

茎や葉で草木染めをすると

黄色に染まるそうです!

不思議。


2023年3月7日火曜日

ミツマタ開花

 ミツマタが咲きはじめました。


朝日をあびた露がきらきらと光って

とてもきれいでした。

早春に咲く黄色い花は

エネルギーに満ちあふれていて、

たくさんの元気をもらえます。


あたたかくなった今日は、

スギの花粉が大量に舞いはじめました!

同じ黄色でも

こちらの黄色い煙は

見るだけで目がしょぼしょぼしてしまいます…

花粉症の方は万全の対策をして

山歩きをお楽しみください。


2023年2月18日土曜日

春の足音

陽射しがキラキラと明るく、

暖かくなってきました。


川ではミソサザイがさえずりはじめ、

森の中ではオニシバリの花が咲き、

ハンノキやヤシャブシの雄花の穂が伸びてきました。 


そして、ヤマアカガエルの産卵もはじまりました。



数日前まで寒い日が続き、

森の家のまわりにはまだ雪が残っていますが、

春が近づいてきていることが

あちこちで感じられます。


2023年1月25日水曜日

蜂の巣の不思議

 10年に1度といわれる寒気におおわれた今日、

札掛の今朝の気温は-8℃。

お昼頃になってもまだ氷点下のまま。

掃除の時に流した水がすぐ氷になりました。


強い北風にとばされたのでしょうか、

蜂の巣が落ちていました。


見事に正六角形が並んでいます。

この正六角形を隙間なく並べた構造のことを

ハニカム構造というそうで、

「最小の材料と労力で巣を作り上げることができ、

一定の強度も保つことができる構造」

なのだそうです。

建築材料や飛行機の翼のパネルなど

いろいろなところに利用されているようです。

蜂たちはこの巣作りの技術を

どうやって身につけてきたのか...

やっぱり自然の力、

そこに生きる生きものの力ってすごいです!


2023年1月11日水曜日

シロヤシオの冬芽

今朝も氷点下の冷え込みでした。

晴天が続いて空気はカラカラです。

そんな中、

植物たちは春を迎える準備を整えて

暖かくなるのを待っています。


シロヤシオの冬芽です。


ぷっくりとしているのが

花と葉が両方入っている花芽、

細いのが葉だけ入っている葉芽。

昨年は花つきが良くありませんでしたが、

今年の花芽の数を数えると

昨年よりも白いきれいな花が

楽しめそうです。